another skin

最近、周囲で不幸や訃報が続き、

思うところが多いです。



友人の癌が再発、お世話になった方が急遽し。



再発した友人は

「そもそも生きるってなんだろう？」と問う。のだけど。


なんとも答えようがない。

彼女は優秀なナースでまだ若く、美しい。



彼女との出会いは信じられないところからで。彼女は最初私を憎んでいたというけど。


体の一部が切除され、喋ることもままならない。



切り刻まれ、

切除され、

喪失することにより、


そこに「在った」ことがわかる。




私は快楽至上主義者であるから。

この世で自己実現を果たすための

私の内臓を内包する、私の肉体。という「乗り物」を

いつもベストに近い状態にしておかないと、気がすまない。

まず健康な体。シナプスが伝達した通りに動く手足。が無いと自己実現は困難なものになるから。


皮膚一枚隔てたその中は内臓が動き、心臓が拍動している。


痛みという産物によって、痛みがないことが結構幸せなことだと思い知る。


それは心も同じ。




でも人ってね。

痛み。がないと、結構退屈しちゃうんだよね。

相反することだけど。


痛みによって。

喪失によって。


自分の「在り処」を。

私と同じ時間を過ごす方たちは一緒に探しているのかも。





痛みを知ることで自分が在ることがわかる。


ＳＭってそうだものね。








美しい友人は


「私があのとき、ああした結果の報いを受けている」と言うけど。


自分に因果を帰着させることで心を穏やかにしようとしているだけかも。


それはそうかもしれないし。

そんなことは全然関係ないことかもしれないやん。


だから何も言えなくなる。



貴女のために黒い服を着るのは


まだ。私は嫌だ。

それだけ。って伝えた私はアフォかも知れない・・・・けどさ・・・・


って


頼むからみんな元気でいてくれよぅって話。





この曲

いいよね。


懐かしい。




http://www.youtube.com/watch?v=wS53zuf_X10


本当の君をみせることを怖がらないで。